品目紹介– items –

バラ科サクラ亜属サクラ属
Cerasus
日本の春の代表的な花です。秋の十月桜に始まり、寒桜、ケイオウザクラ、ヒガンザクラ、八重桜などにさまざまな種類があります。なかでもケイオウザクラは冬に出荷される桜の代表種です。収穫後に温室で促成し、ピンク色の蕾がふくらんだ状態で出荷されます。1~3月に出荷され厳寒期に一足早く春のたよりを届けます。
コウヤマキ科コウヤマキ属
Sciadopitys verticillata
本固有種の枝物です、樹形が美しく、直線的な葉が魅力的で、世界3大庭園樹のひとつとなっています。高野山に拠点を置く真言宗の宗花で関西地方では、仏花・供花としての需要が多い枝物です。日持ちが良く長期間楽しめるため、花材としても人気が高まっています。主な出荷時期7~8月ですが、周年での出荷も可能です。
ツツジ科アセビ属
Pieris japonica
西吉野のアセビは葉が小ぶりで艶があり、ボリューム感があるのが特徴で、どんな花材にもあわせやすい名脇役です。周年での出荷が可能で、日持ちが良く、近年人気のグリーンです。山林に自生しているアセビを採取して出荷しております。日陰で生育するため、生長はゆっくりですが、緑が濃く、艶やかな葉を長くお楽しみいただけます。
バラ科モモ属
Prunus persica
代表種は八重咲きの「矢口桃」ですが、近年は一重咲きの「サクラモモ」の人気も高まっています。桃の節句に向けて、1~3月まで厳選された花付きの良い枝が出荷されています。
ミズキ科ミズキ属
Cornus officinails
寒さの厳しい時期に温室で芽吹く黄色が鮮やかな花材で1~3月に出荷されます。かつては薬草として栽培されていました。早春を彩る鮮黄色の小さな花が印象的で、一度花が咲いたあと、もう一度花が開く「2度咲き」が楽しめます